昨日、何の8歳の誕生日だった。自転車に乗ってるとき「パパも8歳になったよ」と伝えた。何は長女だから、何が生まれて以来俺は父親になったわけで、父親としての俺の時間はそっくりそのまま何の生きた年月になる。思えばけっこうな時間だけど、何の8年間と俺の父親としての8年間は同じ時間の長さだけど本質的に違う。なんでかというと俺はほとんどの時間、自分が父親であるということを忘れてしまっている。だから父親としての密度が薄い。言った後に「ふーん」と思ったより喰いつかれなかった何のリアクションがそのことを物語っていた。今日は運動会(親の参加できないタイプの)だったらしく、早く帰ってきた何と、そのまま果も拾ってディズニーランドへ。「ディズニーランドへ」って言うとブランキーが出てくる。今日は、シーで夕方から遊んでミラコスタへ、明日は朝一からランド。有希子が猛烈にプランを考えてるから、俺はできるだけ口を出さずに大きな流れに従う。長い結婚生活で身につけた処世だ。ラストに乗った「ソアリン」は感動した。隣に一人でいた怪しいおじさんが子供みたいに喜んでいて、それも相まった感動だった。ずっと前にロスのディズニーで乗ったやつとなにが違うのか知りたい。