正月二日。家に帰ると昨日の北陸の地震に続いて、羽田空港で飛行機が炎上しているニュースが流れていた。遠方の惨事を知ると、いつも言葉が追いつかなくなる。容易に発言できないという感覚。そして言葉の無力さを知る。SNSで散見される励ましの言葉が、何も捉えていないように感じてしまう。炬燵で団欒しながら報道を見る違和感。我々は何をどこまで知る必要があるのだろう。知った者は常に行動と判断が迫られる。天災は必ずやってくる。その上で日常は続く。ノイズを掻き分けて物事を正しく捉えたい。
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